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パソコンがやばい

クラッシュしかけた。奇跡的に復活したが、ファンがおそろしい音を立てながら常に全開になってる。
もうこいつは駄目かなあ。

練習は、ながらく未定だった身体表現パートを受け持つ人たちが決まりつつあり、彼らを交えてのものとなった。
ダンス経験が豊富な人を呼んだのだが、身体はもちろん、表現的なポテンシャルがすごくある。まさか演技で爆笑させられるとは思ってなかった。
「人前に生身の体を晒す」という経験自体が、すべてにおける基礎なのかもしれない。
これを形にできればいい。

それでふと思ったのは、最近舞台に立ってないなあ、ということだった。去年までは周りで行われていた公演にかたっぱしから参加していたので、2~3ヶ月に一回はやっていたが、今年に入ってから無敵を作ってたり、また機会がなかったりして、半年くらい本番が久しい。
パフォーマンスでもしてほぐしておいた方がいいかもしれない。
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あじさいが色づく今日このごろに

今日は全体会議だった。ふるるる。辛いものをたくさん食べたらお腹が痛くなった。

ニコニコ動画で、しもさんの新作メドレー「七色のニコニコ動画」がアップされて二日くらい経つ。ニコニコ動画をあまり知らない人のために言うと、しもという人はニコ動で有名な曲を繋げたメドレーアレンジ作品を作っている人で、それらは圧倒的な人気を博している。そのうちの一つ「組曲ニコニコ動画」は、ニコ動を象徴する曲とされている。今回の新作も投稿されたことで、他の動画が「空気化」しているというほどだ。

「七色のニコニコ動画」は、やや賛否両論の雰囲気がある。このメドレーは、前作までは使われていた昔からある有名曲を切っていて、比較的新しい曲を中心に作られているのが特徴で、元ネタが分からない人にはほとんど分からない、といったことがあるようだ。そのせいで、古参ユーザーなどにとっては感情移入できる曲が少なく、また新参にとってもネタがわからないという状況があるのだと思う。

また、ジャンルの壁というのが、今のニコ動は相対的に大きくなっているように感じる。
そもそも、ユーザーや投稿動画数が増えれば、有名曲を共有しづらくなるのは自明なことだ。世界が増えるから。
ユーザーの数は著しく増えていて、各ジャンルのファン(ボカロやアイマスとか)は絶対数が昔と違う。それと同じく、ボカロやアイマスに興味のない人の数も増えているはずだ。だから再生・マイリスト数が多い動画も、必ずしも「広く」知られている、ということにはならなくなってきているのだろう。
β時代に既にニコ動の存在を知っていた人たちと、存在が知られてから訪れた比較的新しいユーザーでは、感度もある程度違うだろうし。

そんな状況での新作としては、私はこれは大いに評価したい。
しもさんは状況に対しても、シリーズの作風の流れとしても、非常に意識的に選曲したと思われるからだ。

前作「ニコニコ動画流星群」では、古くからある曲も使ったメドレーとしては洗練され切ってしまったので、もう似たようなことはできない。
が、新しい曲は知らない人も多い。
その条件下で選ばれた曲は、「新しいが、非常に有名と言える曲」「一部で熱烈に支持されている曲」「昔からある有名曲だが、今まで使ってなかった曲」におおまかに分けられると思う。
この割り振りは、おそらく今一番多くの人を満足させる選び方だ。

アップされて一日二日で「組曲のほうがよかった」「流星群のほうがよかった」という意見は短期的にすぎる。このような曲はなじみがある方が良く聴こえるので、聞き慣れた旧作のほうがいい気がするのは当然だ。「七色」の価値を分かるには、数週間は時間が必要だと思う。

また、ちょっと話がそれるが、しもさんの作品が持つ意味が、これからは変わっていくのではないか、と思われる。
今まではニコ動のスタンダードがメドレーシリーズを生み出していたと言えるが、上で述べた通り、昔よりも共通認識されている動画は希薄だ。
その中にあって、非常に影響力のあるしもという人の作品に、何が採用されるかで「有名動画」が決まってくる、という事態になっていく気がする。
しもさんがスタンダードを決定するのである。
という予感。


プロフィール

金城孝祐

Author:金城孝祐
劇団無敵の作・演出家。油絵も描いてる。

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