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芸祭二日目

夕方に行って、うろうろして、屋台で飲み、ゲイバーに行き、みたいな感じ。

今年の芸祭は、全体的にテンション低いね。二年連続で飲み屋街が移動したせいでノリが継承されてない気がする。二年前まではキャンパスのはじっこにスラム街みたいなのができて、近くのステージが大音響で音楽を流しており、死ぬほどうるさくて飲みながらの会話は叫ばないとできないような感じであった。
あの、何百人もが一斉に悪ノリする雰囲気は、一年に四日くらいあってもいいかなあ、と言う感じで好きだった。

その無法地帯ぶりは問題にもなり、学校側も対処したりしているのだが、ちょっとおとなしい良い子になった結果だけ見ると「この大学は芸祭がすごい」という売りを失ってしまったように思う。今もまあ他に比べると盛り上がってる方だと思うが、五年前くらいの発狂してるとしか思えない空間は懐かしくなってしまった。

まあ、まだ折り返し地点だしね。後二日、無意味を続けようと思う。
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男流美術話

エル・グレコはもちろん凄いが、当時に「グレコは凄いから、作品をちゃんと保存しとこう」と判断できた奴がいた事の方がさらに凄い、というおはなし。

あと音楽でワーグナーが、宮廷付きのくせに狂気じみた作品を作っていたことが、美術でいえばゴヤにびったし当たる。「あんな王様描いたら殺されるだろ!」みたいな絵があったりする。そう言う点で(フランス革命以前の様式美の世界でやったという意味で)、ゴヤはドラクロワやクールベより偉大っていう。

酒を飲むとそんな話しになる。

芸祭り初日

そんなこんなで、四年ぶりに芸祭を回る。でも初日の朝はなんかまだ始まってない感じ。仕方ないので、詐欺のような値段のフランクフルトを売る手伝いをする。売る側になると、売るのは楽しい。かなり滅茶苦茶な宣伝文句を叫びまくる。「選べる味! イタリアのケチャップ! フランスのマスタード! カナダのメイプルシロップ! イタリアのチーズ! イタリアの胡椒! 日本製のフランクフルト!」通りすがりの女子高生とかが苦笑してて楽しい。人生は、無意味な部分で楽しんでれば、わりと全体的に幸せに生きられる気がする。

ダンゲーキ・サムービの公演を見る。まあ、トータルで言えば良かったと思うよ。やはり作演はハードコアな人間がやった方がいいと思う。役者はほとんど一年生で大変だけど、まあがんばるしかないな。

夜は久しぶりに男流作家協会の人たちと飲む。馬鹿話→美術の話→馬鹿話、という黄金の流れは相変わらず。S氏の作った架空の「アンパンマン二時間ドラマ」が面白かった。どういう話かというと、カバオ君の「痛い……寒い……殺して……アンパンマン、僕を殺して……」という台詞から始まる。アンパンマンは苦悩の末の決断でカバオの息の根を止めるが、それを気に病んでふさぎこむ。バイキンマンはそれにつけ込み「やーいカバ殺し! ハーヒフーへホー!」となじる。カバオ君のお母さんは「カバオを返して!」カバオ父「よせ! すいません、あれ以来家内はずっとこんな感じなんです……アンパンマンさん、気負わないでください……」そして再び現れるバイキンマン。アンパンマンも反論し、「僕だって! あんなことしたかったわけじゃない。だけど……あんなカバオ君の姿を見て、ほっとけることはできなかったんだ……」バイキンマン「何を言う。命あるものの生き死にを、お前みたいなアンパンが決めていいのか! 何だお前は! 神か?」そんなのが二時間続くのね。もっと面白かったのはキテレツ大百科のパロディだが、あまりにあんまりな内容なのでここには書けない。

そんなこんなで、四年ぶりの芸祭ですよ。無意味を楽しみたい。
プロフィール

金城孝祐

Author:金城孝祐
劇団無敵の作・演出家。油絵も描いてる。

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