本家のホームページが更新された。
http://gekidanmuteki.web.fc2.com/muteki.html
あとなんか、やはりこのブログ、デザインを変えたいよ。一年近く経ってようやく季節になったけど、最初っからあんまり好きじゃなかったんだ。今さらだが。
明日、マムシュカの脚本を書き上げて、図書館に返す本も読みきらなければ。そろそろ教授にも会わないと。忙しい。
今日も部屋を探しに不動産屋へ行った。昨日とは別のとこ。
昨日のとこの営業マンは教育された感じがしたが、今日のとこはわりと自然な人だった。押してくることがない。
普通、あちらさんは申込書までダッシュで持っていこうとするが。
私「今日見た物件の返事っていつまでにしてほしいとかってありますかね」
おっさん「いや、いつでもいいですよ。この時期人があんまり動かないですからね。心配ないと思いますよ、絶対とは言えませんけど」
えらい良心的。いい人だと思ったが、それすらテンプレではないかと疑ってしまった。疑心暗鬼になっていかんね。
候補に挙がってる物件が、国分寺駅や大学まで実際どのくらいかかるか確かめるため自転車で走り回る。このへん蕎麦屋が多いな。何故だ。うれしいけど。
今日の不動産屋は気楽な感じだったが、昨日からストレスを想定して「日曜の夜はゆっくり飲もう」と思っていた。せっかくだったし、借りる可能性の高い部屋の近辺を散策し、見つけたやきとり屋に入ってみる。
愛想の悪そうなオヤジだったので一瞬ひるんだが、隣に座ってたおばさんにライターを借りたのがきっかけで、その人と話が盛り上がった。
おばさん曰く、この店に来るのはみんな地元のおっちゃんおばちゃんで、居酒屋の空気をさして「この近所はこんな雰囲気だ」という。おばちゃんは昔看護婦をやっていて、今はスナックのママをしているらしい。
非常に面白い人で、話を聞いてて飽きない。地域のことを聞き出したり、身の上話を聞いたりしながら過ごす。
と、やがておじいちゃんが来店。80歳。やはり常連のようだ。私とおばさんの間の席に座る。
おばちゃん「なんでそこ座るの。せっかく口説いてたのに」
おじいちゃん「いや、そういう危険な空気を感じたから来た」
このおじいちゃんはツルさんと言い、年齢のわりに異常にギャグセンスがいい。80歳でギャグがうまいってどういうことだ。
しかし老人は凄い、飲んで管巻いてるだけで、普通に古語のフレーズが次々に出てくる。「私は商人のせがれで」とかいう言葉とかも自然に出るので、さすがに大きなジェネレーションギャップがある。やはり年が開き過ぎているので、一方的に聞く感じになるが、それもまあ非常に楽しい。
なんか色々盛り上がってしまい、ツルさんは二杯もビールをおごってくれた。また店主も「ぶっきらぼうだが、本当はいいオヤジ」であることが知れた。なんだこの店は。漫画か。
最終的には私はおばさんの子のようなものだ、というポジションを得た。
こういう地元の人たちの雰囲気っていいな。私は酒を飲むときは場所に対して常にアウェーなので、お邪魔する感覚なのだが、今回はとけ込んだ感がある。何十歳も年上の人たちと普通に飲むという楽しさを味わえて満足。
この土地に住みたい、と思ってしまった。