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豚か、少女を選ばせてやろう!!

魂の故郷小金井、高架線トンネル疾走中に僕は豚になるんだって思ったりしたのだよ! より具体的に言えば、芝居が一本頭の中でまとまった。ポエム君が駅前のそば屋にいるっていうから、そこにかけつけて「駅そばのそば屋でそばを食ってる君のそばでソバージュしていいかい? So bar!!」っていうとっておきの台詞、人生でそんな台詞いう機会があったことを神に感謝したいですむしろ台詞をとっておいたのに、彼のいたそば屋は国分寺であり、私がかけつけたのは武蔵小金井でした。メールもろくに読めない男たち!! ポエム君は助かったんだな、まあ神はよく選んでるよ。しかしせっかく武蔵小金井なので、クィーンオブザストリーキングに登場した市役所を見たり、御手洗のバーのモデルになった店で茶を飲んだりした。じつは私も入った事はなくて中は初めて見たのだが、年季の入った内装のおちついたいい感じの喫茶店でした。「ぜんぜんならず者のたまり場ではないじゃないか」とつっこみを入れられたが、いいじゃないですか! 夢を見たいじゃないですか! 俺は夢を作ってるんだよ! あなたの夢に登場したいんだよ! 男でもいい、いや、むしろ男でもいい!! あなたの夢という舞台で!! 俺を!! と叫びながら今日もカップラーメンを食うんだけどカップラーメンを最初に発想した奴は天才なんじゃなかろうか! うまい! はやい! 便利! しびれるー。そして今思い出したんだけど、今日食ったのはカップラーメンじゃなくて吉野家の豚丼でした。終わってるなすべてが!! そして豚になろうって思ったのです。しみじみ。俺だってしみじみするし、涙をながすし、女の子の肩を抱くとどきどきするし、だって男の子だもん。そう昨日新宿梁山泊の、花園神社でのテント公演「ベンガルの虎」見たんですけど、ラストで泣きましたね。両目の涙が顎の下まで流れて、そこでつながりましたよ。それがなんか面白くてちょっと気がちっちゃったです。みんなも見に行くといい。あと登場人物の「俗物博士」を見てて思ったんだけど、これは野田秀樹の「贋作・桜の森の満開の下」に影響を与えているのかしらん? 「桜」も生で見たら泣いていたな。そう私は涙もろい。最近の草食系男子は涙もろいんだ。だからそう、そんな俺にできるのはインナーマッスルを鍛える事だけだ! 今日ジャモさんを背中に乗せて肘立てしたら、ジャモさん浮き上がった。「私、成長してる……」そう思った。「私のインナーマッスル、成長してる!」この台詞美しいな。だれか言ってみてよ。わかるから。よさが。ただリズムは悪いね。アクセントがくどい。そう、だから音のよさと内容のいかんが最近悩みの種なんですよ。それは少女の心を持っていながら、男の肉体に産まれてしまった自分自身への葛藤と言い換える事も不可能ではないでしょう。だからインナーマッスルで肉体改造してるわけですよ。最近知り合ったおーかわら君というダンサーというか舞踏の人がいるんだが、彼はすばらしいです。鍛え抜かれた肉体でしなやかに踊ります。しかし後半上を脱ぐのはなんだろう? セクシーでいいけど。舞踏中の、あの仏のような顔が恍惚とした表情をするとき、神秘を感じますね。背徳感すら感じますね。その顔でその表情は卑怯だろう、女の子しびれるーだろ。でも大駱駝艦系はカテゴライズされきってしまってるので、これから独自の表現にするのはかなり難しそうですね、はたから見てて。あの完成された仕分けは超え難いですよ。ここで話は変わるのだけど、そうだな、何の話がいいかな。くそっ、崩壊するしかないのか!! 気付きたくない!! このインナーマッスルは気付きたくなくなってる!! だから家出をしました、インナーマッスルは。そして激情にまかせて走り出してしまったけれど、これからいったいどこへ行けばいいのだろう? どうすればいいのだろう? そこに現れる肘立ての達人。「お前は大切なものを忘れたまま、どこに行こうと言うのかね? 三年間待ってやる!」そして僕のインナーマッスルはこの達人のもとで三年間修行した。あの頃よりずっと強くなった気がする。それはもう、肉体のみならず、精神も鍛えられた。でも足りない。決定的な何かが足りない、そう、あのとき忘れたまま、それが何だったかすら忘れてしまった、あれが足りないんだ……そして目の前に現れる身も心も少女と化した俺。「インナーマッスル、もう、無理しないで……もう、十分頑張ったよ。誰も責めないよ。これ以上あなたが傷ついていくのを、私見てられない!」そういって俺のインナーマッスルの胸に飛び込む少女と化した俺。インナーマッスルは緊張する筋肉。俺(少女)はインナーマッスルを強く抱きしめ、心臓の鼓動がお互いに伝わる。しかしふと気付くインナーマッスル。「胸が2ペア以上ある……!?」三年間の修行で全身に神経を張り巡らせていたインナーマッスルは精神を集中する、すると自分の体に押し当てられている胸は5ペアはあった。「貴様人間ではないな!」インナーマッスルは心眼を使って正体を見抜く、彼が抱いていたのは少女ではなく豚だった。「おのれ妖怪、人の心の闇に巣食うあやかしの者め! マッスル必殺!」インナーマッスルが豚の体を貫き通したとき、豚の変装はとれて達人の姿になった。「よくぞ見破った……お前は、やっと見つけたようだ……」「師匠……!」「強くなったな……インナーマッスル」「………しッ……! ……ししょおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」気がつくとインナーマッスルは、一人のみすぼらしい男になっていた。そう、彼はずっと失っていた「現実」をふたたび見つけたのである。とっぴんぱらりのぷう。ああ、どうしたらいいんでしょうねえ俺は。決まってるさ! インナーマッスルを鍛えるのさ! そうなの? そうだよ? そうなの? といった感じで、人に与えられし無限回廊を抽象的に表現してはみたものの、割と適当に言ってる自分自身に気付きはじめてきた。くそっ、誰か俺をやさしく怒ってくれよ! 在学中、助手さんには恐怖していたけれど、今思うとかわいいお姉さんに本気で怒られるのは幸せな事だったと思っているよ! 彼女は一度「次遅刻したらやる気がないとみなす!」と言って、私がまた遅刻したら、もっかい同じ事を言いました。彼女はその気になれば、「留年したいんでしょ? もう知らん。辞めちまえくそやろう。お前は私が破壊する」と言う事だってできたんです。しかし言わなかった! ああ、なんという! っていう。でも修了制作発表期間に別の科の助手(男性)をマジ切れさせてしまった時はふるえあがったね。ジャモさんに「今度……お菓子を持って…………お詫びに行った方が……………」って5回くらい言われた。そういう現実を鑑みるに、俺は駄目な奴なのかもしれない。何の話だっけ。いや、ゴドーを待つんだよ。ああ、そうか。しかし人生は夢という題の芝居もありますからねえ。夢ですよ。お話です。お話と言えばね、白雪姫ですよ。寝てたら勝手に唇を奪っていくという王子。しかしちがうんだよ。あれは運命の寓話なんだよ。どういうたとえなのかを今考えています。はい、整いました。七人の小人というのは、人間の欲望です。人はだれしも七つの欲望に囚われているのです。そこに迷い込んだ、汚れを知らない少女!! 小人に囲まれてたのしく暮らす。しかし王女様、鏡(真実を映し出す)でそれを見ていた。この何も知らずに我が世を謳歌しているあわれな娘が、せめて汚れる前に、大人としてきれいに終わらせてやろう……そして毒リンゴというね、これはまあ睡眠薬でしょう。致死量のベゲタミンとかで苦しまずに死ねるよう、それなりに配慮したんです。はからいは上手くいき、死んだように眠る白雪姫。そこに通りかかった王子、医学の教養のある彼は一瞥して急性中毒だと見抜き、とっさに覚醒剤を注射して白雪姫は目覚めた。白雪姫しびれるー。うう、よかったねえ、いい夢みてねえ、というお話。我ながら酷いな! 今日はもう何を書いてもひどいぞ。どうした。いや、いつもか。ちくしょう、戯曲でも書くべえ。







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金城孝祐

Author:金城孝祐
劇団無敵の作・演出家。油絵も描いてる。

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