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名前と内容

神楽坂にてニパフを初めて見た。ミス君出演。格好良かった。

新宿の世界堂にて、各メーカーの油絵具の顔料を比較。面白い発見がいくつかあったが、長くなるので日を改めたい。

煙草の依存に苦しむ。しかし変な話、もう初めてではないので、耐えられ得る。だんだん健康になっていく。
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節制を知れ

酒、煙草を断つ。酒は体調が回復し次第解禁するが、煙草はできればもう一生吸いたくない。
また修行僧のごとき粗食をここ数日続けている。

空腹に慣れることで心身のバランスが取れることもあるが、何事も過ぎたるは何とらやで、ドーパミンの過剰分泌を起こしてしまうこともある。今日、スーパーに食材を買いに行って総菜のコーナーにさしかかったら、置いてある品々が輝いて見えた。これは少し良くないな、と思い直し、夕食には鶏胸肉で照り焼きを作った。副菜は茹でもやし。湯に胡麻油を垂らしたものでもやしを湯がき、ザルで切った後ラー油、塩こしょうを振る。馬酢。

チタンコートプライパンは非常に優秀だが、重いのと、チャーハンなどを作る時の高熱に耐えられるかどうかがちょっと不安。鉄鍋とプロパンの世界に逃避したいと思いつつ、この生活空間を生きる。

どういった

ラングレですが、著書名を間違えてました。正しくは「油彩画の技術」であります。失礼。

デルナーが質実剛健で誠実な学者であるならば、ラングレはいわばデータに基づいた詩人といったところだ。お国柄の違いだろうか。内容はガチの技法書なのだが、やはり節々に光る言葉が異世界をかいま見させる。

モノレールにも乗れる

立川の国文学研究資料館へ。
無数のインデックスから絞り込まれる目的物。
人間は多くの書を残してきている。これからも増える。
空腹そして貧血。

立川駅でハンバーガーと水を食酢。
陽はあたたかであった。

地図がなければアクセスできない

ラングレ「油彩画の技法」、まだ少ししか読んでいないが、のけぞってます。
この人やばい。

導入部では、堅牢性がいかに重要かを説いていて、そのためにさまざまな言葉を駆使している。堅牢オタは世の中にはいっぱいいて、そのほとんどは言うことややることが単にドグマティックなだけなのだけれど(ラングレはそういう人たちの権威でもあるのだが)、やはり本家は格が違うというか、彼の眼に見えている世界が違っている。

顔料について、現代は古典で使われていたもののほぼ全てに加え、優秀な新しい顔料が無数に発明されている。そのことは、選択肢を増やして可能性を広げるという、現代の長所だと私は漠然と考えていた。しかしラングレの言い方を引くと、それは「昔の画匠たちよりもずっと甘やかされている」という。
この言わんとするところは、利便性が材料に対する厳しい配慮と理解を損ね、いたずらに増えた選択肢がよりよい選択を難しくしているというものだ。
こうした現代の利便性への反駁は、ファン・アイクなどの最も旧い時代の油彩技法が、限られた条件下のもとであったにも関わらず、色彩や保存の面から見ても非常に優秀であることに根拠づけられている。
ラングレがルネサンス前後の時代への憧憬をゆるがしがたく持っているのは自明であるが、そのビジョンは常人の域を超え、見える世界を変えている。言葉遣いからもそれはにじみ出る。

さらに、この後現代の急性さを批判するが、これは以下のように書かれている。



現代の画家は、何も知らずに(そして外圧に対抗して戦う力もなくて)、完全に醗酵した作品にするために必要な当たり前の入念さに時間を貸す余裕がもはや重んぜられないようにしてしまう無秩序を、自分の作品の中に持ち込んでいるのだ。
 ここでは、現代の狂気じみた問題、つまり生活リズムの問題について触れてみよう。
 プリミティフの知恵者たちは、われわれとはまったく違って、迷わずに一ぺんで作品の構想をまとめあげると同時に、忍耐強く少しずつ着実に部分から次の部分へと制作をすすめ、描き迷って直したりしない。
 われわれは、しっかりと舵をとって、一つの時代の終わりに臨むとともに、未来の新しい生き方に入っていかねばならない。われわれがこれまで絶対と信じていた「時」というもの、あるいはより正確には「時」のまとまり(ユニテ)は、広げられ得るように思われる。
 われわれは、知る知らぬにかかわらず、新しい生活のリズムに従うのだ。拙著『鐘の下の島』の主題をもち出すまでもなく、人間が自分の手で、創造者と被創造物の間と、宇宙のリズムと人間固有の血のリズムとの間の均衡を保たせるものを、壊しているということは明らかなのではなかろうか。



はい。最後の方で宇宙のリズムとか血のリズムとか言ってるのは、これはヨーロッパの伝統的な音楽観の話です。中世ヨーロッパには三つの音楽、すなわち道具の音楽(いわゆる、今我々が音楽と呼んでいるもの)、人間の音楽、宇宙の音楽があった。音楽には数学的な側面があって、音程の協和・不協和など、さまざまな論理的秩序についての研究がなされ、こういった秩序が人間(ミクロコスモス)や宇宙(マクロコスモス)にもあるのだと言われたのですね。

さて。絵具の話をしていたはずなのに、一瞬で宇宙のリズムにまで話が飛んでいったわけです。
絵具について語っていたら、いつのまにか宇宙のリズムに突き動かされていたわけですね。
こういう人は、まれに存在します。いわゆる「本物」ってやつです。

彼は単に堅牢性に、その保存の良さの面で憧れているのではない。500年経っても色あせない油彩画は「秩序と一致した存在」であり、それを可能にするための技法は、秩序の創造主、神にせまる手だてなのだ。

すごい。
こいつ、狂ってやがる。
なんだかくやしい。


これから先、ラングレさんがどのようにご教授たまわれるかが今から楽しみであるが、しかし一方で不安も。
「油彩画の技法」は、若干名の読者を得ている。とくに古典志向の専門家には読み手が多い。
でも、ラングレさんの言ってることを、その精神まで理解して読めている人ってどれほどいるのだろうか? 
そもそも、技法や材料についての修練は、つきつめれば世界の理解といったところに行き着くものだが。
多くの人にとって、それは感心ごとではないのだろうか。多くの人には、すべては作品に繰り込むための知識でしかないのだろうか。
時々、その認識の差というか温度差に、自分のやってることが本当に正しいのか不安になることもある。

ま、あせらずユニテを広げていけたらなと。

laaaaaaaakes

更新が遅れました。最近はメリーランドのスシ屋で住み込みで修行していたんですが、常連のCIA職員に共産スパイだと虚偽密告されて、連邦捜査局で尋問を受けていまして、更新がままならない状態でした。晴れて釈放されたわけですが、もうアメリカには二度といかないと決めました。

公演に来ていただいた皆様、ありがとうございました。評判も上々だったようなのでなによりです。

公演に関わった皆様にはご迷惑をおかけしました。今回の進行には多くの問題があり、私の多大な判断ミス、およびそれによるいくつかの禍根を残しました。申し訳なかったです。

これからしばらくは宅建の勉強をしつつ、ラングレを読み込む生活をしようと思います。絵も描きます。来年山さんやS木君と展覧会をやる予定。

本公演「劇団無敵総集編」のお知らせ

本公演やります!
「劇団無敵総集編」

出演 藍葉悠気 酒井貴史 amy 栗田藍 平本未來 村上玲 金城孝祐 佐藤はなみ

スタッフ
作・演出 金城孝祐
舞台美術 渡辺時紀雄 伊久美和孝
衣裳   藤田友
演奏   鎗田操友美
照明   南雲光咲
音響   窪塚康仁 川島裕也
フライヤーデザイン 大竹竜平
制作   窪塚康仁

料金 前売り1700円 当日1900円

スケジュール
4月29日   18時
  30日   13時/18時
5月1日    12時/17時

受付開始 上演一時間前
開場   上演三十分前


アクセス
JR武蔵小金井南口から徒歩約五分。

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会場webdサイト http://chateau2f.blogspot.com/


オムニバス公演なので腹一杯になります。念のため言うが面白いです。ぜひお越しを。
集まった元気の一割を、偽善行為として震災募金します。
プロフィール

金城孝祐

Author:金城孝祐
劇団無敵の作・演出家。油絵も描いてる。

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