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ねじを求めて

 クラシックギターの弦巻き上げのギアがどっか飛んでって、固定するねじが異次元に吸収された。しかたねえ、つって、部屋を探した結果、オーデイォインターフェイス、ダイナミックマイク、卓上マイクスタンドも異次元に消えていたことが判明。ひどい。誰かに貸したまま忘れたか? 代わりにガレージバンド・オーケストラジャムパックのインストーラーが異次元から脱出してきた。探してたのはお前じゃないけど、まあいいや、ってインストールしようとおもったらだ、サービス期間が過ぎているあらできないとのこと。何のために生還したんだい。
 というわけで、いろいろ求めて、立川、新宿、お茶の水と徘徊することとなった。なにをやっているんだ。
 まずインターフェイス。以前ローランドのUA-4FXを使っていて、これは2006年から使ってたのだな。不満な所は全くなかったのだけれど、十年近く立つと私のような生半可宅録野郎でも機能に「もう一声!」がほしいところ。で、選んだのは同じローランドのQUAD-CAPTURE です。
 約十年の時の流れにショックを受けましたね。同じ入力端子から標準プラグもXLRも挿せて、モノラル、ステレオがワンタッチで変わるし、Hi-zとファンタムの電源もちゃんと付いている。シンプルにして無骨。それでいて隙なし。これで三万しないのはいい買いもの。

そうして、ヨドバシ新宿店でマイクとスタンドとインターフェイスを買ったのであるが、まだクラシックギターが解決してない。この後西武新宿駅のpepeにある島村楽器に行く予定だが、そこで部品が手に入らなければお茶の水まで行くしかねえ。

 と、思ってたらあった。島村に。マシンヘッド一式。

 今日の目標達成競せり、と帰路についたが、どうも気分がすっきりしない。もう、私はお茶の水にいくつもりマックスなつもりでいたのである。むしろ島村に部品なければいいなー。そう思うレベルまでお茶の水に行きたくなっていたのである。

 全ての人に分かってもらえるかどうか知らないが、ギター弾きにとってお茶の水は魂を昂らせ、脳を溶かし、心をエポケーさせる町です。私は、今日クラシックギターが直る見込みがないとなった場合、適当なアコースティックギターを買うつもりでいた。新宿の島村楽器に行きながら、パーツ見つからなかったらお茶の水だ、と思った理由はこれである。
 そうして、お茶の水の空気を楽しみ、何の必然性もなく中古ギター屋に入り、モーリスのアコギを購入。「安くなりませんかね?」と交渉した結果、800円だけまけてもらった。ありがとう。

 そんなわけで、今日の買い物は得たいものは得たし、妥協せずなかなかいいものを選んだつもりではある(最後は悪ノリ気味だが)が、ギター三本目となって考えるのは、今後の購入や置き場所といった現実的な問題。

 ギターは、何本か買うと、いろいろな音が出せて、満足するか?
 ちがう。
 さらに多様な音、ジャンルや曲調、シーンに合わせた得物が欲しくなり、買えば買うほど「もう一本! もう一本!」と止まらなくなる。
 また物事なんでもそうだが、知れば知るほど繊細な違い、個性の価値というものの実景が見えてくるもので、上達すればするほど、もっと自分の技術を的確に表現するために何本かのギターが欲しい、と思ったりもする。

私だって、今日モーリスを買ったばかりなのに、グレッチと335とSGとバックパッカーとテレキャスターがほしいよ。だれかくれよ。


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金城孝祐

Author:金城孝祐
劇団無敵の作・演出家。油絵も描いてる。

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