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やよいちゃん

 つぎに弥生時代の話を書く事になったので、それ関係の文献を朝から晩まで読む日々を送っているのだけれど、これが思った以上に脳を破壊する行為だと知ったときにはもう遅かった。

 この頃の事は歴史資料にほとんど残ってないので、あまりよくわかってない。遺跡も掘ってるが、全容は見えない。
 なので、本によって、学者によって、言ってる事が全然違う。もう、邪馬台国が九州か畿内かとかいうレベルじゃない。何か一説採用すると、他の非常に信憑性のあるもう一説がくずれて否定される、ルービックキューブのような様相。考古学マニアにとってはそれも面白みなのかもしれないが、時間の限定された中で整理し、お話にまとめあげなければならない私にとっては混乱究極に達し錯乱の現状。

 しかも、しかも、たのみのソースの魏志倭人伝すら、原本は失われて、今ある転写の転写は誤記の塊という有様に直面し発狂するに至る。こんなのどないせいっちゅうねん。

 まあ、逆に言えば、専門家が100年以上掛けて邪馬台国の場所すら特定できないのだから、私がにわかに手を出した所でたかが知れるであろう、とは言えよう。とは言うが、学校の授業で撫でるようにしかやらなかった弥生という古代について、掘り進めていく作業はそれなりに興味深くはある。特に私は高校の頃は世界史選択だったので、日本史にはうとい。
 倭のクニグニにとって、どうやら武力と同じかそれ以上に重要な事に「鉄に関する商業ルート」の確保があったようで、これを争って衝突が起きたりもしているようだ。それで「鉄」「鉄」とよく本に出てくるのだが、なんか「銃、病原菌、鉄」をほのかに思い出させる気がする。弥生の環濠集落は不衛生で病原菌とも戦いがあったと思うから(銃はなかったけどね)。


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金城孝祐

Author:金城孝祐
劇団無敵の作・演出家。油絵も描いてる。

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