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女装と骨学

きたるべき仮装盆踊りにそなえて、胸パッドを買った。そして帰ってから装着したりしてみたんですが、どうにもフォルムに違和感がありますね。
ないはずの量が体にくっつくと、全体の調和が一気に損なわれる。
私はあまり筋肉質な方ではないが、胸がつくと腕のゴツゴツとか太さとかがえらく気になり、また胸から背中へと回り込むボリュームも女性のそれとは遠い。胸囲は90センチあって、お肉はあんまりついてないので、骨格がアウトだという結論が出た。

カズヤ風に言うと「救いはないんですか!?」

人体を解剖したことのある親戚が、以前「体型に関わらず、女性は男性より脂肪量が多い」と言っていたことがあったが、なるほど筋肉や骨が隠されていることは、胸が美しく存在するのに必要なのだなと分かった。

体のパーツの関係性は、まあ見慣れてる物と見慣れてない物で違和感の差は当然出てくるのだけど、人体というのがそもそも機能美的な造形になっているので、附加させた物を調和させるのに非常な工夫と努力が必要なのはまあ考えてみれば当然であるな。男は黙って狩りに行ってろという事か。

しかし、人間は造形そのものだけで美しさを見てるのではない。
それは、フィギュアスケート選手が演技中は実際の何倍も輝いていることから見て取れるように、造形を起点とした表現体を人は見ているのである。
私が女装を行うのは、盆踊りというお祭りの会場である。
祭りという空間は、人間の精神を高揚させ、判断力を狂わせ、意識の跳躍を容易にする。
そのような場では、日常空間で不可能なはずの多くのロマンスが可能になっていく。

というわけで、私は「少女」というテーマから戦略的に方向転換し、キメラ的な魅力で男心を惑わしていきたいと思います。

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金城孝祐

Author:金城孝祐
劇団無敵の作・演出家。油絵も描いてる。

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