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文革とか

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文革‐南京大学14人の証言文革‐南京大学14人の証言
(2009/11/27)
董国強(南京大学歴史学科副教授)[編著]

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南京大学の情勢に関わった人たちにスポットを当てたインタビュー。
やっぱり色々な人がいるもんだね。境遇も思想も。

面白かった裏話。当時学生だった虞さんによる証言。



革命委員会が組織した雨花台での「喫憶苦飯(苦しい時代を思って食事をする)」活動は、印象深いものでした。造反派も保守派も隊列を組んで雨花台に向かいました。雨花台ではピクニックと同じ様に、かまどに鍋をかけ、大鍋で、豆腐かす・ふすま・山芋のつる、といったものが入れられました。またこっそりと何か調味料も加えられました。しかし、油や塩は全く加えられませんでした。こうして黒ずんだ、嫌なにおいのするものができあがり、一人一椀ずつ分けられました。私は、何人かの「革命性」の強い派閥のリーダーが競争して、一椀食べてはまた一椀盛っているのを見ました。
 私は心中彼らに敬服しましたが、自分では食べられませんでした。その時、班長が来て「虞さん、ここは人が多過ぎるから、向こうに行って食べよう」と言いました。私は彼と一緒に山の斜面の誰もいないところに行きました。
 班長はすぐに吐き出して「ばかばかしい! これが革命か?」と言いました。私は驚きましたが、直ぐに班長の考えが分かって、笑って、吐き出しました。戻る途中で、何人かが空いた碗を持って集合場所へ向かうのを見ました。もうおわかりだと思いますので、これ以上は言いません。これは非常に面白い一幕でした。おそらくどんなことでもそうでしょうが、やりすぎてしまっては、でたらめが出てきてしまい、結果、滑稽なことになってしまうのです。これも弁証法です!



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金城孝祐

Author:金城孝祐
劇団無敵の作・演出家。油絵も描いてる。

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